耳鳴りの原因になる病気

耳鳴りの裏に、次のような病気が隠れている場合もあります。

突発性難聴こちらのサイトページでも
詳しくご紹介しています。

突然、耳が聞こえなくなる病気です。耳鳴りやめまいを伴うことがあり、ほとんどの場合、片側の耳に起こります。

メニエール病こちらのサイトページでも
詳しくご紹介しています。

激しい眩暈と難聴を伴う耳鳴りがします。数分～数時間でめまいが治まると、それに伴って耳の症状も治まります。たいていは片耳の症状ですが、両耳の場合もあります。蝸牛型メニエール病では、めまいはありませんが、難聴と耳鳴りの症状を繰り返しながら悪化し、メニエール病に移行します。

こちらのサイトページでも
詳しくご紹介しています。
【めまいは耳からおこる】

滲出性中耳炎こちらのサイトページでも
詳しくご紹介しています。

中耳の滲出液が滞ることで、鼓膜の振動が妨げられ、耳鳴りや難聴を引き起こします。

こちらのサイトページでも
詳しくご紹介しています。
【中耳炎の症状と治療】

聴神経腫瘍

聴神経にできた腫瘍で、多くの場合、片側の耳鳴りで症状を自覚します。腫瘍が大きくなると、めまいやふらつきを伴うようになります。

以上が、耳鳴りを引き起こす主な耳の病気です。そのほか、耳鳴りは全身の病気からも引き起こされます。糖尿病や、自律神経失調症、更年期障害などがその例です。耳鳴りやめまいなどの症状があっても、耳や脳の異常が見つからないのが特徴で、原因疾患の治療が必要です。
また、耳鳴りは心因性＝ストレスや疲労でも引き起こされることが知られています。そのような原因で耳鳴りを感じる人は年々増えていて、若い人たちにも多くなっています。

耳鳴りでは、
何科を受診すればいいの？

耳鳴りに関して受診するとき、まずは耳鼻咽喉科がおススメです。
ただし、持病があって長く治療している場合は、その病気が耳鳴りと関係していることも考えられるため、まずはかかりつけの医師に相談しましょう。
全身性の病気が耳鳴りの原因の場合、その病気の治療と一緒に耳鳴りも治療できることもあれば、耳鼻咽喉科で専門的な検査や治療が必要になることもあります。その場合は、かかりつけ医の紹介状（診療情報提供書）を持って、耳鼻咽喉科を受診しましょう。